シアトルマリナーズのイチローの様子がおかしい。
2001年にアメリカへ渡り、初年度から10年間毎年200本安打を続けている為、今年も当たり前のように200本安打をクリアしてくれると思っていた。
例年、開幕当初はエンジンがかからず、暖かくなるにつれ次第にペースを上げていくのがいつものパターンだが、今年は4月の打率328、ヒット数は39本とスタートダッシュに成功した。


好事魔多しというが、最初いい事があると油断してしまって、結果的には良くない事がある。
格言の通り、4月の好調とはうって変わって5月は今日現在打率194安打数も19本と急ブレーキがかかってしまっている。


なによりも気になるのが、開幕して2ケ月も経つのにまだホームランが一本も出ていないことである。
決してホームランバッターではないが、イチローはその気になれば打球の飛距離相当なものらしい。
ホームランを狙わなくてもスタンドに入ってしまっていたのが今までのホームランだったと思う。


しかし、世界のイチローである。もう少しすれば、課題を修正してすぐに安打の量産が始まるだろう。
一ファンとして早くそうなることを期待している。