日本のビジネスシーンでは食事の時間も惜しんで仕事をすることがしばしばある。
おにぎりを片手に持ってほうばりながら昼休みに仕事をする光景にも違和感を感じない。


韓国では『冷や飯』を食べないという拘りがある。
男の子に冷や飯を食べさせると出世できないとまで言う。
韓国人は日本人と違って、「食べる為に仕事をしている」ので仕事によって食べることを妨げられるのを嫌うらしい。
もし、日本人が韓国人にそれを押しつけようとすると、飯も食わずに仕事を押し付ける日本人に対し、血も涙もない奴らだと思う。


仕事が途中でも、ご飯が冷めないうちに手を止めてしっかり食事を取るのが韓国流だ。
韓国人は健康志向が強い。
日本も以前に比べ健康志向が強くなってきたが、韓国に比べるとその比ではないらしい。


韓国には「ケンチャナ主義」という言葉がある。
ケンチャナとは大丈夫という意味で、根拠のない励ましの言葉である。
何事も「ケンチャナ」という言葉で深く心配しない。
そんな考え方が一番健康に良いのだろう。