昨日は水戸駅前のホテルで午後にセミナーを行った。
約80名という普段の何十倍ものお客様の前で一時間半に渡りみっちり話し続けた。


セミナーでは話す内容を細かく決めてしまうと忘れてしまった時に焦ってしまう。
そんな過去の経験から、どんなに多いお客様の前で話す時もシナリオを作らないことにしている。


以前、ラジオ中継に出演した時に、自分が言いたいことを話せるように事前にシナリオを作ってリポーターの女性にシナリオ通りに質問させることにした。
ところが、いざ本番になると私の方が話すことを忘れてしまい、シナリオとは違った受け答えをしてしまった。
さすがにレポーターの女性はプロなので、なんとか取り繕ってくれて事なきを得たがそれ以降話のシナリオを描くのを止めた。


自分で『お品書き』と呼んでいるが、話の題目だけをA4の紙一枚に箇条書きして済ましている。
昨日も10項目の話すタイトルだけを書いた『お品書き』を準備してセミナーに臨んだ。
結局、『お品書き』すら一度も見ることなく、一時間半のセミナーが無事終わった。
『お品書き』はカンニングペーパーではなく、話す内容を事前に整理する為の物なのだ。


今日は午前中、茨城の会社でセミナーを行って、午後に鹿児島へ帰る。
久しぶりに娘の顔が見れるのが楽しみである。