昨夜は真夜中に家内と二人で大声を上げてしまった。
サッカーのアジア杯の決勝戦が午前0時に始まり、強豪オーストラリアを相手に終始互角の戦いを続けた。


日本は準決勝で宿敵韓国に対し、延長戦でも決着がつかず、PK戦で辛くも決勝進出を決めたが、オーストラリアは準決勝は大量得点を入れて楽勝で勝ち進んできた。


人間は自分の能力をある程度セーブして発揮している。
100%の力を使ってしまうと自分の体に影響が出てくる為である。
火事場の馬鹿力とも言うが、いざという時には自分でも知らない潜在能力が発揮される。
ここぞと言う時には、自分の体を守ることを忘れて力を発揮する。


2時間も全力で走り続けた選手達は普通に考えれば、体力の限界が近いはずである。
そこから先には、潜在能力の力を借りないと難しい。
潜在能力を呼び覚ます為には、究極の環境にまで追いつめられなければならない。
日本選手達は、準決勝戦で潜在能力を呼び覚まされていたのだろう。
オーストラリアとの実力差を覆せたのはそのせいだと思う。
日本が決勝で勝てたのも韓国チームお陰とも言える。