鹿児島県内で2010年に入浴中に突然死した人は199人で、交通事故死者94人の2.1倍にも上ることが分かった。
入浴中の突然死は温度差による急激な血圧の変化が原因らしい。


高血圧の持病を持つ人が199人のうち71人と1/3以上を占めている。
年代的には65歳以上が91.5%を占めており、80代が最も多いようだ。


予防策はお湯の温度を38度~40度位にぬるめにするのが良いらしいが、冬場にぬるめのお湯に入っていては温まらない。
突然死は防げても風邪を引きそうである。
風邪は万病のもととも言う。


血圧の変化は裸になって寒い浴室に入る時に上がった血圧が熱いお湯に入って下がる事に問題があるのだから、お湯の温度を下げるより、浴室を暖かくする方が得策だと思う。
先日テレビショッピングで浴室暖房乾燥機をPRしていた。
ユニットバスの天井の換気扇を外して、そこに埋め込めるようになっていて一時間くらいで工事出来るようだ。
しかし、80代のお年寄りが住んでる家はユニットバスは少ないかもしれない。
まず、お風呂のリフォームが先のようだ。


交通事故を防ぐために警察はかなり予算を使っていると思うが、入浴中の突然死の予防に少し回した方が良いのではないだろうか。