私の祖父の仏壇の上飾られている写真(実は絵だが)は頭が禿げである。
戦争で硫黄島で若くして亡くなったので、若禿げということになる。
若い頃から私も薄毛で、隔世遺伝ですぐに禿げると家族から言われてきた。
私も覚悟はしていたが、未だにかろうじて残っている。


それでも年々薄くなっているのは間違いない。
『禿げは禿げに厳しい。』
テレビでカツラらしき人を見つけて家内に報告すると、家内から言われる言葉である。


最近、髪を短くした。
薄い頭も個性の一つだという開き直りである。
欠点を隠そうとするとみじめになる。開き直る方が気持ちいい。


ゴルバチョフ元書記長は禿げ頭の上に黒い痣まであった。
メイクの人が気を使って、ファンデーションで隠そうとしたら、付き人が慌ててそれを止めに入ったそうだ。
『彼の大事なトレードマークだ。そのお陰で世界中の人に顔を覚えてもらえる。』と。


頭には髪の毛があって当たり前で、無いと印象に残る。
それも個性だ。
悩むより、開き直る方が禿げるスピードが遅れるんじゃないか、という期待も少しはあるのだが・・・。


↓クリックしてもらうと励みになります。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログへ