「天は二物を与えず」という諺があるがこの諺は嘘である。
水嶋ヒロのポプラ社小説大賞の受賞のニュースを聞いてそう思った。


最初にこのニュースを耳にした時には、たぶんポプラ社が水島ヒロの小説の話題作りの為に大賞に選んだのだろうと思ったが、名前は伏せて出品していたようだ。
編集者が本人に受賞の報告に行った時に水島ヒロだと分かったらしい。


背が高く、二枚目で、英語が堪能で、スポーツが得意で、小説も書けるなどと二物どころではない。
当然そうなると、才能に恵まれない人達の反感を買う。
それを察してか発言も謙虚で、2000万円の賞金も辞退するみたいだ。


なにもかもが、非の打ちどころがない。
凡人は見ていてなぜか腹が立つ。
文句のつけようがないところが気に食わない。


多分、本人もそういった周囲のやっかみを受けながら日々苦労しているから、人目につかない作家の仕事がしたいのじゃないだろうか?
そう思うと決して沢山の才能に恵まれることは幸せとは言えない。
才能は一つあれば十分だ。
結局、そういった意味で作られた諺かもしれない。


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