デンマークでは年金は消費税25%と所得税約46%で賄われており年金の月々の納付金がない。
当然年金の未納問題は存在しない。
デンマークに最低10年間居住するか、65歳になる前の5年間居住した場合には受給資格を得ることができる。
40年居住を満額とし、居住年数を40年で割った掛け率で支払われ、外国人にも同様に支払われる。


日本では年金納付率が平成20年度で約62%と残り約4割が未納者である。
資産があり老後年金に頼らなくても暮らしていける人であれば良いが、未納者にそんな人は少ない。
老後は生活保護を受けることになり、結局税金が使われる。


デンマークでは年金生活者になった時点で固定資産税が免除される。
又、賃貸住宅の家賃も大幅に軽減され、光熱費も軽減される。
もちろん医療費は元々無料なので、そんなに沢山の年金が無くても暮らせる。
菅首相は参議院選挙の大敗で消費税の話題を出さなくなってしまったが、避けては通れない問題だと思う。