ある本によると、部下の信頼を得る為にはリーダーとしての3つの能力が必要だとしている。
まず、第一に期待を設定し、それに応じる能力である。
信頼はリーダーではなく、部下に生まれるものである。
部下に信頼され、そのリーダーの指示に従っていけば利益があると感じさせる能力である。
その為、確約できない事は安易に言うべきではない。


次に、仕事の才能である。
部下の信頼を得る為にはリーダー自身が有能でなければいけない。
それには部下に自分がどれだけ仕事ができるかを知らしめなければならない。
そこには『噂』が役立つ。過去のリーダーの業績を噂で聞いた部下は最初から信用してしまう。


最後に、部下を信頼し、仕事を任せる能力である。
リーダーが部下の能力を過小評価してしまうと部下はリーダーが思うだけの能力しか発揮しない。
部下を信頼して任せる度量が部下を成長させる。
部下は自分を成長させてくれるリーダーを望んでいる。
リーダーは自分に3つの能力が備わっているかを自問自答して欲しい。
部下の愚痴をもらすのはそれからにしたらいい。