大相撲の野球賭博問題で日本相撲協会は特別調査委員会の勧告を受け入れ大嶽親方と大関琴光喜を解雇以上の処分とすることを決めた。
それによって心配された名古屋場所が予定通り開催されることになった。


名古屋場所という期限があった為、バタバタと調査を終え、当事者二人を厳しい処分にすることで幕を下ろした感がある。
しかし、そんなに根が浅いとは思えない。
かなりの人数が賭博を行っていたが、二人を除く人達は常習性がないと決めつけていた。


掛けごとはタバコやお酒のようにやり始めると辞められなくなる。
以前私もパチンコにハマった時期がある。その時は時間があるとパチンコに行っていた。
タバコのようにキッパリ止めてしまわないと頻度を減らすなんてできなくなる。
一度でも掛けごとにハマったことがある人なら誰でもわかるはずだ。
掛けごとには必ず常習性はある。


それを常習性がないから一場所だけ謹慎してお咎めなしでは問題解決にはならない。
武蔵川理事長の会見の態度にも反省が感じられない。
タバコ同様に賭博も余程の覚悟がないと止められない。
今後も次々と不祥事が続きそうな気配である。
相撲界は最近の桜島のように当分収まりそうもない。