昨日のワールドカップの日本対デンマーク戦を見ていて感じた事だか、ヨーロッパの他の代表国は黒人選手が多いのに比べ、デンマークチームに黒人選手が見られなかった。
今回始めてアフリカ大陸でのワールドカップ開催にも関わらず、アフリカ代表で決勝トーナメントに残っているのはガーナだけである。
能力の高い黒人選手はヨーロッパ各地に流出している為だろう。
水泳を除く殆どのスポーツ界では黒人の存在は欠かせない。
日本の野球界でも多くの黒人選手が活躍してきた。



デンマークは日本同様単一民族国家である。
人口の95%はデンマーク人である。
他のヨーロッパの国々とは違って、デンマークは移民を受け入れていない。
ヨーロッパでは移民の問題が社会問題となっており、移民に対する政策が政権選択の重要なポイントになっている。


日本代表の今大会の活躍は素晴らしいが、日本同様に黒人パワーに頼らずに頑張っているデンマークチームも素晴らしい。
格下の日本チームに完敗しても素直に勝った日本チームを称賛する潔さも好感が持てる。
今回の対戦でデンマークと言う国を身近に感じた。
ワールドカップは国際交流の一環にもなっている。
決勝トーナメントまで楽しめて、日本代表には感謝している。