明日ワールドカップ南ア大会が開幕する。
英国のブックメーカー(賭け屋)の最新オッズ(賭け率)によると、決勝新出のトップはスペインの4倍で、ブラジル4.5倍、アルゼンチン6.5倍がそれに続いた。
日本は32参加国中27番目の400倍だった。


日本代表が目標に掲げるベスト4進出が如何に困難かが分かる。
しかし、勝負事は下駄を履くまで分からないという格言もある。
何が起こるか分からないからスポーツは楽しい。


現地では、南アの民族楽器のブブゼラが話題になっている。
審判の吹くホイッスルをも上回る音で監督の声だけでなく、選手間の声もかき消される。
うるさいという言葉は感じで書くと「五月蠅い」と書く。
ハエの羽音は小さな音だが、うっとうしくて何かに集中できない。
W杯代表のサッカー選手の中にもブブゼラの騒音に集中力を削がれる選手がいるかもしれない。
岡田監督には、選手に試合中に耳栓をするよう指示して欲しい。
最初から耳を頼りにしなければ、他の五感で選手間のコミュニケーションをとるようになるだろう。
そしたら、ベスト4入りもあるかも知れない。