最近のテレビを見ていてお笑い芸人の話のスピードの速さに感心させられる。
ノンスタイル、ジャルジャルといった若手の芸人は驚くほどのスピードで話してもほとんど噛むことがない。
逆に噛んでしまったらおしまいである。
折角のネタも滑ってしまう。
そしてあれだけのスピードがあるから面白い。
スピードが笑いのテンポを生んでいる。


最近の日本人は20年前と比べて話のスピードが速くなっているそうだ。
仲間内で話すスピードも速くなっていて、ゆっくり話す人は聞き手をイライラさせてしまう。
これもやはりテレビの影響が強いと思う。


NHKのアナウンサーを養成している人の話ではラジオが主流の昭和40年代のアナウンサーのニュースを読むスピードは毎分300文字だったらしいが、最近では毎分350文字のスピードにしているようだ。
これからももっと話すスピードが速くなっていくのだろうか?
何もしなくてもいつの間にか私の話すスピードが普通に聞こえるようになるかもしれない。