私は若い頃からずっと実際の年齢より老けて見られてきた。
原因は体型と態度にもあったかもしれない。
実際より10歳以上年上に見られたことすらあった。


最近になって実年齢と見かけがあってきたようだ。
時には少し若く見られる事もある。


老人にも若々しく見える人と本当に老人としか見えない人がいる。
その違いは何かといえば、何にでも好奇心を持っているかいないかで決まる。
特に顕著に表れるのが、定年を迎えて会社を辞め自宅に引きこもってしまった老人である。
会社にいる時にはイキイキしていたのに、しばらくたって会った時の老け様に驚かされることがある。
会社での生活は人と会って話をしたり、会議で議論したり、書類を読んで決裁したりと常に脳は刺激を受けている。それに比べ家では長年一緒に暮らしてきた妻との付き合いしかない。
いつまでも若くいたいと思うならば、常に何かに好奇心を持ち続ける事と、人と関わりを持つことだろう。それには私の今の環境は適しているかもしれない。