今夜は18年前に働いていた会社の同窓会に行く。
学校を卒業して最初に就職した会社が鹿児島に子会社を作ったのが私が29歳の時だった。
当時鹿児島営業所にいた私にご指名があり、20代で出向を経験した。
親会社から10名が同時に出向し、新会社を設立した。現地採用しスタート時点は確か38名程だった。
一からスタートで備品もなければ、社則もなく、決済基準を自分で作って上司にその決済を仰いだり、とやりたい放題やらせて頂いた。


その会社を退職したメンバーが今でも時折同窓会を行っている。それも頻繁にである。
年に1~2度は呑んでいるだろうか?
集まっては昔話に花を咲かせている。
たまに現役の人間も参加している。
その時は愚痴を聞かされる。


過去の記憶は浄化されて、楽しい思い出ばかりが残る。
だから、昔の思い出話は楽しい。しかし、現実はそうもいかない。
最初から最後まで同じ会社にいたらこんな経験もできなかっただろう。
今回は新メンバーが参加する。もちろん最近退職した人間だ。
楽しみな半面、少し寂しい。