中日3位指名の中田亮二内野手(亜大)が1日、ナゴヤドームで行われたロッテとのオープン戦でプロ第1号本塁打を放った。
中田亮二選手は身長171cmで体重は115kg、どう見ても野球選手の体型とは言えない。
しかし、50mを6.4秒で走る俊足の持ち主でもある。
愛称は『ブーちゃん』だが、亜細亜大学では主将も務めたらしい。


我々の世代では、ドカベン香川が思い出される。
浪商高校3年の時に高校野球で準優勝して一躍有名になり、高校卒業後は南海ホークスに2位指名で入団し、プロ初打席では特大ホームランを放った。
ドカベン香川は身長170cmで体重120kgとほぼブーちゃんと同じ体格だった。
しかし、ドカベンはブーちゃんとは違って鈍足だった。
そして、1980年~89年の10年間で選手生命を終えた。


体重が重い人は、膝や腰にかかる負担も大きい。常に50kgの荷物を担いでいるのと同じだ。若い時は良いかもしれないが、間違いなく選手生命は短くなる。
イチロー選手はチームの健康診断で体脂肪6%と今年もチームで一番体脂肪率が低かったようだ。そして運動能力の衰えも見られないようだ。
今年も現役を続行するサッカーのゴン中山の体脂肪率も7%とかなり低い。
ブーちゃんも痩せてしまうとブーちゃんじゃなくなるが、プロ野球選手として長く現役を続けたければダイエットを考えるべきだと思う。
などと人には厳しい私である。