2009年鹿児島県で入浴時に突然死したのは172人で交通事故死の1.7倍らしい。
時期は12月~2月の冬季に半数以上の52.9%が集中している。
月別平均気温が最も低い1月が46人と最多だった。


死因は心臓疾患が95人、水死43人など9割以上が浴槽内で死亡していた。
欧米ではシャワーが中心で入浴中の死亡例は殆どないらしい。


熱いお湯に長時間首までつかる日本特有の入浴法に問題があるようだ。
寒い洗面所で服を脱ぎ血圧が急上昇しているところで熱いお湯に首までつかると今度は血管が広がり血圧が急低下する。
短時間で血圧が激しく変動することで硬化した動脈が破れてしまう。


高血圧の私は特に注意が必要である。
ただ、長風呂は苦手でお湯には1分もつかれば十分なので入浴時はあまり問題ないかもしれない。
どちらかと言えば、洗面所を温める工夫が必要かもしれない。
何よりも、そんな心配をする年になったことが残念だ。