大関魁皇は11日豪栄道を破り、幕内通算807勝を挙げた。
元横綱千代の富士と並ぶ歴代幕内最多勝ち星だ。


魁皇は15歳で初土俵を踏んでから22年間ケガと戦いながら現役を続けている。
私と同じ福岡の出身の力士ではあまり大成した力士がいない中、ついに歴代勝ち数一位に並んだ。
握力が滅茶苦茶強く、右上手を取ったら横綱でも敵わない。


既に37歳とどんなスポーツよりも体力を必要とする相撲ではとっくに限界を超えた年齢だ。
本人のコメントではあまり意識してなかったようだが、この記録が現役を続けている大きな動機づけになっていたと思う。
今日歴代一位の記録を更新して、気持ちの張りが切れないといいが・・・。


日本人の力士に元気が感じられない今の相撲界で魁皇の記録は気分がいい。
もっともっと記録を伸ばして、モンゴル人の両横綱の話題をさらって欲しい。