2009年の中国の輸出額が前年比16%減の1兆2016憶ドル(約111兆円)となり、ドイツを抜いて始めて世界一の座に就いた。
中国は日本や欧米の主要メーカーが低コストの生産拠点として進出し、「世界の工場」の座を確立した。
確かに、洋服のタグを見ると、どこで買った服でも殆どが中国製だし、野菜を始めとし加工食品も中国製ばかりだ。


私が小さい頃「メイドインジャパン」という言葉は、安かろう悪かろうという意味で使われ、日本は欧米の製品をモノマネして安く作るのが得意だと言われていた。
そして私が大人になるにつれて「メイドインジャパン」は次第に高級なイメージに変わっていった。


今の中国製のイメージは私が子供の頃の「メイドインジャパン」と同じイメージだ。
だが、それで既に世界一になってしまった。
それに中国は衣と食だけでなく、車の生産台数でも世界一だ。
だけど、輸出額2位のドイツも日本製と同様高級なイメージだが、私はドイツの製品を何か持っているだろうか?
いや、「メイドインジャパン」を去年は食品以外に買ってないかもしれない。