米大リーグで一時代を築いたランディ・ジョンソンが5日引退を表明した。
208cmの長身から160km近いスピードを投げ歴代2位の4875個の奪三振を奪い、5度のサイ・ヤング賞を受賞した。


年齢は46歳で、今年横浜ベイスターズから西武ライオンズに移籍した工藤公康と同じ年だ。工藤投手は通算224勝と現役最多で、歴代13位の勝ち星を挙げている。
しかし、ランディ・ジョンソンの凄さは通算303勝のうち70勝以上を40歳を過ぎてから揚げている。
また、大リーグ最年長の40歳8か月で完全試合も成し遂げている。


しかし、上には上がいるものだ。大リーグの年間最優秀投手に与えられるサイ・ヤング賞で有名なサイ・ヤングはランディ・ジョンソンと同じ22シーズンで511勝を上げ、大リーグの歴代最多勝の記録保持者である。
歴代最多の5714個の奪三振記録を持つノーラン・ライアンもまたランディ・ジョンソンと同じ46歳まで現役を続けたが、一度もサイ・ヤング賞をもらったことがない。
野球は一人ではできないということなのだろう。