結構、長年生きているが、今年初めて真剣に箱根駅伝を見たような気がする。
東洋大学が五区の柏原の激走で逆転優勝し、二連覇を達成した。
2006年に5区の距離を2.5キロ距離を伸ばしてからは、5年連続で5区で逆転して往路優勝しているらしく、山上りが勝敗を決めているようだ。


正月二日の朝テレビ中継が始まった時は、2区がエース区間と呼ばれていたが、実際はエース区間は5区だと思う。
柏原は敵なしで、去年の自分の記録と戦っていた。
そして、前を走るランナーを抜き去る度にマジマジと相手の顔を覗き込んでいた。
試合後のインタビューでその事を尋ねられると、絶対に負けるもんかという気持ちで相手の顔を睨んでいたそうだ。(ちょっと、いやな奴だと思う)


昔から山を制する者が箱根を制すと言われているそうだが、片道109.9キロ、合計219.8キロを10人が襷で繋いで勝ち得た勝利であって、一人のスパースターだけで勝てるものではない。あまり一人にだけ注目するのは問題だし、駅伝の魅力を落としてしまう。
なぁんて、始めて見といて偉そうに語る私にもどうかと思う。