猛烈な強さの台風18号は5日夜、沖ノ鳥島近海を時速25キロで北西に進んでいる。
台風は勢力を維持したまま北寄りに進路を変え、6日昼過ぎには奄美地方が風速15メートルの強風域に入る見込みだ。


中心気圧は910ヘクトパスカルで最大風速55メートル、最大瞬間風速は80メートル、中心から190キロの範囲で風速25メートル以上の暴風が吹いている。


台風の接近に伴って、今月7~9日に予定していた宮崎地裁初の裁判員裁判が台風18号の影響で来月17~19日に延期されることが決まった。


県本土への接近は7日夜の見通しで、もし上陸すれば07年7月以来2年3か月ぶりとなる。
台風慣れしていたはずでも暫く間が空くと危機感が薄れてしまう。
そんな時に大きな被害の恐れがある。
天災は忘れた頃にやってくる。十分に備えをしたい。