2016年夏季五輪開催都市を決めるため、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれている国際オリンピック委員会(IOC)総会は2日、開催地を決定する投票を行い、リオデジャネイロが開催地に決定した。


1964年東京大会以来二度目の五輪開催を目指した石原都知事率いる東京五輪招致団はそれぞれ流暢な英語でプレゼンテーションを行ったが、残念ながら2回戦で敗退した。


リオデジャネイロの開催は、聖火が初めて南米に渡ることになり、となれば納得できる。
もし、決選投票でサマランチ元IOC会長の地元のマドリードが勝っていたら、たぶんIOC委員にブーイングが出ていたと思う。


オバマ大統領の出席で、有力視されたシカゴは以外にも一回戦で敗退した。
オバマ大統領は国内の支持率は高いが、世界的不況の引き金を引いた米国の支持率は低いことが証明された。
日本もアメリカにおんぶにだっこでは世界の支持は得られないだろう。
アメリカとは少し距離をおいて、日本のオリジナリティーの確立が必要な時期なのかもしれない。