球団史上初のクライマックスシリーズ進出を狙う3位の楽天が、2位・ソフトバンクとの4連戦第3ラウンドで連夜の逆転勝ちを飾り、2位へ浮上した。
CS進出マジックは1つ減って「2」となった。


現在の野球は投高打低である。投手力の良し悪しが順位を決める。
セリーグのチーム防御率をみると、一位の巨人が2.96、二位の中日が3.15、三位の阪神が3.31、四位のヤクルトが4.04とチーム防御率と順位が比例している。


パリーグも一位日本ハムが3.65、二位楽天が4.01、三位ソフトバンクが3.77、四位西武が3.92と楽天以外は納得できる。
たぶん楽天は今季限り退団となる野村監督に有終の美を飾らせたくて、選手にアドレナリンが作用しているのかもしれない。


投手個人で見てもパリーグの一位は日ハムのダルビッシュで1.73とダントツである。
セリーグは一位が中日のチェンで1.55、二位も中日の吉見で1.93と短期決戦で中日が逆転してしまうような気もしてくる。いよいよクライマックスだ。