地球の温暖化に対し、日本人の体温は低体温化が進んでいる。
平熱は一般的には36.5℃程度だが、最近とくに若い人の中に35℃台の低体温の人が増えているようだ。


生活が豊かになって冷房が普及し、汗をかく機会が少なくなったため汗腺の機能が低下し、汗がかけない人も増えているらしい。
体温調節機能が決まる乳幼児(3歳ぐらいまでに)の時期に大事にされすぎて汗腺の機能が低下し低体温になっている。


病気になると熱が上がって免疫機能が働くが、低体温は免疫力を低下させる。
アレルギーや感染症を引き起こしやすくなる。
加えて代謝も低下する。私たちの体はは60兆個の細胞からなり、およそ3か月で全て細胞が生まれ変わる。
こうして新鮮な体を維持することができるが、代謝が低下すると古い細胞が蓄積し、体に異変をもたらす。
冷房を少し我慢して、汗をかいた娘の姿をみるとほっとするのは私だけだろうか。