地球上の全生物の54%は昆虫で、100万種以上が知られている。
毎年発見される新種も2000種以上。


伝染病を媒介したり、農作物に被害を与える害虫も昆虫である。
気温の変化が害虫の繁殖にも大きく影響を与える。


例えば、アブラムシは寿命は一カ月程度で、2週間で卵から孵化し、約10日後には成虫となり、毎日10個前後の卵を産む。
発育ゼロ点は5~6℃と他の昆虫の10~12℃と比べかなり低めである。


仮に春先の平均気温が平年を1℃上回ると飛翔開始日が1~2週間早まり、数も激増する。
2℃上回ると、発生回数が5世代も増えると言われる。
温暖化は虫嫌いの人にはつらいかもしれない。