衆院本会議は18日、臓器移植法改正案のうち本人が生前で拒否表明しなければ、家族の同意で臓器提供を可能にするA案を可決した。


旧法では15歳未満の臓器提供ができず、重病患者が臓器提供を受ける為にアメリカへ旅立つ映像が何度もテレビで流されてきた。


医療技術では、世界でトップレベルの日本に生まれていながら、移植手術の為に海外へ行かなければならないことに法律の矛盾を誰もが感じていたと思う。


また、臓器移植患者を受け入れる国にとっても自国の患者を優先したいだろうし、海外からの患者受け入れに対し次第に圧力がかけられてきていた。


国会中継では、誰が賛成票を投じて、誰が賛成票を投じたかが見れて興味深かった。党派に関係なくそれぞれの議員の考えで投票した。
法案改正は当然としても、臓器提供者の家族側の問題を扱うマスコミが少ないのは情報操作に思える。