2008年の日本の出生率が1.37だったことが、3日の厚生労働省の人口動態統計でわかった。
過去最低の1.26を記録した05年から毎年少しずつだが、3年間増え続けているようだ。


出生率は一人の女性が生涯に産む子供の数を平均したものだが、人口の半分を女性とすると0.5×1.37=0.685となり、一世代で31.5%の人口減少となる計算だ。決して喜んではいられない。


ご当地鹿児島県の出生率は1.59で全国第3位、第一位は沖縄県で1.78、第2位は宮崎県で1.60。最下位は東京都の1.09。ブービーは北海道の1.20。

南九州が上位を占める理由は何だろうか?子作りに気温との因果関係が何かあるのだろうか?
東京は女性が自立して未婚となることが考えられるが、北海道はよくわからない。


夫婦仲を見ると、千組当たりの離婚率では1位は沖縄、2位は大阪、3位は北海道が続き、第8位が宮崎県。離婚との因果関係も見つけにくい。
自殺を見ると、ワースト順で第1位秋田県、第2位青森県、第3位岩手県と東北地方が上位を占め、宮崎県も6位に食い込んでいる。生命力とも言い切れない。
難しい問題だ。としておこう。