米国自動車最大手のGMが1日破産法の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請した。


3月末時点の負債総額は16兆4千億円に上り、史上最大の経営破綻となった。
原因は車が売れなくなったこと。米国の専売特許であった自動車産業を100年も牽引してきたが、そのトップの座を昨年トヨタに奪われていた。


燃費の悪いアメ車に対して、日本の車は燃費を優先してきめ細かい工夫がされている。顧客のニーズは明らかにエコカーに向いているのにGMは対応できなかった。


アメリカは国土が広く、州によってはガソリンスタンドの間隔が300キロも離れているところもある。特に冬場のガス欠は命取りだ。毎年冬場にはガス欠で動けなくなって亡くなる事故が多数発生する。


アメ車が大きな理由はそこにもある。軽自動車ではガソリンタンクが小さくて米国では心配だ。


でも、燃費が良ければタンクは小さくてもいいんだってことに気付かなかったのかなぁ~。