ブログ市長で全国的にも有名になった鹿児島県阿久根市の竹原氏が二度の不信任決議による失職を乗り越え、再選された。


阿久根市の人口は23,500人と鹿児島県の中でも存在感の小さな町だが、竹原氏のお陰で一躍全国区となった。


自身のブログで市議の不人気アンケートを実施したり、市職員の給与を公開したりと[竹原改革]は何かと物議を醸してきた。


今回の選挙の投票率は82.59%と市民の関心も高く、究極選択を迫られたような気がする。


竹原氏の改革の目的はよく理解できるが、手法に異論を唱える声も多い。
改革には、既得権者の反発も多く、正攻法で正面突破では難しいというのもうなずける。


ただ竹原市長は、麻生首相や鳩山代表のように権力を持つことが目的ではなく、改革が目的だ。