3月に始まったETC利用者の土日祝日の料金割引の影響で、バス・トラック業界に弊害が出ている。


「高速道路乗り放題千円」の影響で高速バスの利用者が激減した。南国交通のGW期間中の鹿児島-福岡間の乗客数は前年同期比33%減。西日本鉄道は16%減少だった。


それだけでなく、四日の鹿児島発は大渋滞で通常4時間の運行時間の倍の8時間を要した。


高速バスはタダでさえ不況の影響で客足が減っているのに、割引制度の影響でさらに大きく圧迫されている。トラック業界も渋滞の影響で運行に支障をきたしている。


私は、運転歴30年になるが、3年ほど前からなぜか高速道路の運転ができなくなったので、九州管内の出張には高速バスを利用している。利用するのもイベントの関係で土日祝日がほとんど。


この影響で、運行の便が減らされたり、時間に遅れたりするのが心配させられる。