第一子出生時の母親の平均年齢が30.1歳と初めて30歳を超える晩産化が進んだ。
出生率が05年に1.26と底を打って以降回復が続いていたが、初産の高齢化は進んでいた。


昔は女性の結婚適齢期は25歳までで、25日を過ぎると安売りされるクリスマスケーキに喩えられ、26歳を過ぎた独身女性は肩身の狭い思いをしていた。


その後、女性の社会進出が進み、家事手伝いという言葉は失業中に変わった。
男女雇用機会均等法により、女性の働く機会は増えた反面、男性の所得は上がらなくなった。
独身男性の生活力が低下すると、女性は結婚して家庭に入ることができなくなる。
結婚しても共働きで、尚且つ家事の負担が増えるとなると、急いで結婚する気もしなくなる。
男性と対等に働かなくても、女性にマイペースで働ける環境を作って上げることが少子化対策に繋がるだろう。