群れで行動する動物にはリーダーがいる。
力の強いものがリーダーとなるが、リーダーが判断を誤った時には誰も反抗できないので、その群れは滅びてしまう。
力が強いものが賢いとは限らないのが困りものだ。


人間社会にも言える。
最近若くして起業するIT社長も多いが、帝国データバンクによると日本の社長の平均年齢は59歳と5ヶ月と結構年を重ねている。
環境の変化が激しく、過去の経験だけでは乗り切れないこの時代に学ぶべきはハチの生態かもしれない。


ハチにはリーダーがいない。
仕事の役割を分担しておらず、それぞれが何でもできる集団である。
リーダーから指示を受けず、それぞれが環境からの情報に基づいて自分の動きを決める。
今後の中小企業のあり方の参考になるかもしれない。