昨日、東京電力の清水社長が避難所を訪れ、原発事故で避難している住民に土下座して謝罪していた。
一ヶ月以上避難所暮らしをしている住民から「今日一日我慢すれば良いと思っているのだろう」と非難されていた。


東電の3万人以上の従業員も給与を2割カットして賠償金に当てる話し合いが組合との間でされるようだ。
東電の社員の中にも被災者もいるだろうが、複雑な心境だろう。


東電の社員の多くには事故の責任は無い。
事故の発生を予測して、予防できたとしたらそれは経営人だ。
津波は天災だが、事故は人災だと思う。


社長が謝罪することは必要だが、謝罪ではなんの解決にもならない。
自分達の何が悪かったのかをキチンと説明して、他の電力会社の経営陣に自分達が加害者にならない為のメッセージを伝える責任があると思う。
でなければ、今日だけ我慢していると言われても仕方ない。