東京電力の記者会見を見ていると、タービン建屋の床に貯まった水から基準の1000万倍のヨウ素が見つかったと発表したのは誤りだったと謝罪会見をしてた。
国会議員が思わず喋ったことを指摘されて、訂正してお詫びをすることはよくある。
最近では津波の被害に関する天罰発言で石原都知事も発言を撤回して謝罪していた。


言葉の表現を間違うことは誰でもありうることだが、そこには本心が垣間見えている。
だから後で訂正してお詫びされても当事者はしこりが残る。
その為、まったく無かったことには出来ない。


今回の数字の間違いには納得がいかない。
専門家が数字を間違えるだろうか?
それもどうでもいいような数字ではない。
その重要性は専門家本人が一番分かっているはずだ。


副社長の説明だと、計測器のミスではなさそうだ。
人的なミスであれば、ミスした人にミスした原因を詳しく説明して欲しい。
そうしないと、これからの数値の発表が全て信用できなくなる。
ミスした時には、謝ることより原因を明確にして二度と起きない様に対処することが重要だと思う。