昔、江戸にこんな小噺があった。
年寄「いい若い者が昼間から寝ててどうする?起きて働いたらどうだ。」
若者「働くとどうなるんですか?」
年寄「働けばお金が貰えるじゃないか」
若者「お金が貰えるとどうなるんですか?」
年寄「金持ちになれるじゃないか」
若者「金持ちになれるとどうなるんですか?」
年寄「金持ちになれば、働かなくても寝て暮らせるじゃないか」
若者「はあ、もう寝て暮らしています。」


20世紀を代表するイギリスの経済学者であるケインズによると、人類の生活水準は紀元前2000年以前から産業革命の前までの4000年間で2倍にしか成長していないらしい。
そんな時代に作られた小噺である。
そしてその後、その変化のスピードはそれまでの100倍にも達した。


少子高齢化が進む中で、今後も経済成長し続けられのか疑問である。
地球温暖化問題も立ちはだかる。
今、幸福とは何かを考える時が来ているのかもしれない。


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