昨日行われた参議院選挙で民主党は改選前より10議席も議席を減らして大敗した。
民主党の昨秋の政権交代から10ヶ月間のマニュフェストに対する実行度の低さに国民がイエローカードを出した。
政権交代して行き成り大きな成果を上げることを期待した訳でもないが、公務員制度改革や国会議員の定数削減等を行わずして消費税値上げを持ちだしたことに憤りを感じた。


その表れがみんなの党の大躍進だ思う。
みんなの党は消費税の増税前にやるべきことがあると公務員改革や天下り撲滅を訴えた。
民主党も事業仕分けで天下りの実態や役人の非常識さにスポットライトを当てることまではやれたが、テレビ中継で縮減や廃止のジャッジをしただけで実際の改革には未だ至っていない。


国民も日本の財政が不健全な状態であるとこは理解しているし、消費税の増税しか赤字の解消法はないことも良く分かっている。
しかし、役人が天下りを繰り返し公益法人から何度も多額の退職金を受け取る状況を改めずして増税するのは納得いかない。
みんなの党にキャスティングボートを握ってもらってまず公務員制度改革を実行してもらいたい。
それからなら、消費税増税も国民は納得するだろう。