鳩山政権が断末魔の叫びを上げているようだ。
普天間飛行場移設問題で迷走する中、ワシントンで開かれた核安全保障サミットの夕食会の席では、日米首脳会談の時間を作って貰えないオバマ大統領に五月末決着に向けて協力を求めたようだが、相手にされなかったようだ。


国内で意見をまとめ切れない話をアメリカに振られてもオバマ大統領も迷惑な話だ。
それを夕食会の席で言われたら、尚更不愉快になり、対応も悪くなるはずである。
首脳会談の時間を作ってくれなかったのがアメリカの意思表示なのに、その意を解せずに何をやっているのか情けなくなる。


核安全保障サミットでは唯一被爆国の日本が存在感を見せるチャンスだったのに、鳩山首相の頭の中は普天間問題で一杯だったのだろう。
記念写真の立ち位置を見ても、国際会議の舞台で蚊帳の外にいるようだった。


内閣不支持率が50%を超えている原因は鳩山首相のリーダーシップの無さである。
その原因は空気を読めない事のようだ。国民感情やアメリカ政府の気持ちが読めていない。
小泉元首相にお願いして空気の読み方を勉強した方がいいかもしれない。