民主党のマニュフェストの目玉は子ども手当の新設である。中学生以下の子ども一人当たり年間31万円2千円の子ども手当を支給する。


その財源確保のため、所得税の配偶者控除、扶養控除を廃止する。


少子化対策は、重要な課題であり、何らかの対策を打たないといけないのは間違いないが、子育てで一番大変なのは子供が高校・大学になってからである。


民主党が今後何十年も政権を取り続けれる保証があれば、次第に効果が上がるかもしれないが、いつ又政権交代が起こって廃止されかもしれない子ども手当をあてにして子作りに励む人がいるとも思えない。


それよりも、小学校から大学まで公立学校の授業料の無料化に段階的に取り組むべきではないかと思う。年率何%ずつ授業料を値下げして、何年後には完全に無料化するといったマニュフェストの方が支持を受けると思う。
そして、政権を長く維持できると思う。