食べるラー油がブームである。
スーパーの棚では食べるラー油はいつも品切れである。


唐辛子と言えば韓国を思い浮かべる。
韓国料理の多彩ぶり唐辛子に負うところが多い。
唐辛子というからには中国から韓国に渡ったものかと思っていたら少し違うようだ。


スペインを出発したコロンブスは未知の土地に到達した。
そしてそこをインドと勘違いして、住民をインディオと呼んだ。
そのインディオ達が栽培していた驚くべき辛さの植物がトウガラシだった。
コロンブス達は胡椒の一種だと勘違いし、レッドペッパーと呼んだ。
そしてヨーロッパに持ち帰ると爆発的人気を呼んだ。
当時は同じ重さの金と取引されていたらしい。


やがて、キリスト教の宣教師達の東洋進出と共に日本に持ち込まれた。
朝鮮半島にはトウガラシは日本から伝わったという説もあるようだ。
韓国ではトウガラシに色んな呼び名があるようだが、その一つに『和辛子』という呼び名があるらしい。
秀吉の侵略軍が持ってきたという説である。
定かではないが、時代はめぐって今食べるラー油ブームとなっている。
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