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七夕も梅 雨の合間の行事のため今年も雨の地方が多かったそうです。
 11月3日の文化の日が晴れの特異日であるように七夕が雨の特異日であるというデータをどなたかに取ってもらい、実証してもらうと良いかもしれません。
 まだ梅雨という事なので近くの山を公園にして植えた紫陽花でも。
 この撮影の3日後8日の日にはこの辺りにクマが出没したので、行かれる方はラジオか鈴といったクマに人がいる事を知らせる道具を持ってお出かけして下さい。

 ここまでに事実を3つ書きました。
 しかし事実を正確に把握していないと大きな間違いを起こす原因になります。
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話題を変えますが、先週発表された日銀短観の景気判断DIでは大企業も中小企業も殆んどの意見がプラスに動いているものの、今日発表された5月の機械受注(船舶、電力を除く)では前月比マイナス14.8%と大幅ダウン(毎月の数値は景気指標ページにも掲載)しました。
どちらも事実であるならどこに本当の実態があるのか?
ここまで考えて調べる人は僅かしかいません。
調べなければ上に貼った梅雨の市内の風景のようにどんよりとハッキリしないものしかわかりません。

 本当の実態を掴む時に必要なものは大多数の言う事でも、思い込みでもありません。
 一つ一つ事実を検証して積み重ねることで得られるものであり、自分の思い通りにいかないから勝手に敵だと思い込んでいる人間に不遇に合わせて脅して言わそうとする人達が最近日本に蔓延していますが、そんな事をしても事実把握も改善も何もできません。
 前々回の「お金の不安」で書いたようにこの不況下では、家計に家族が安心できるお金の保証がないから将来の学資や老後のために貯める人が増えてからなのですが、事実把握もしないでFP業が貯めさせるよう指南して内需が拡大しないなんてとんでもない理論をネットに書いている人がいるのには唖然としました。
 この手の人はいつもの慣れで仕事をすればお金が潤沢に回っていてお金で苦労した事がない方なのかもしれません。
 こういう人が日本の舵取りしていたらあなたはどう思われますか?
 各家計の実態とかけ離れた政策が実施され、混乱が起きるようになります。
 この方はどこの誰だかまでは言いませんが、正しい事実を把握してから内需の意味をもう一度よく検証してもらいたいものです。