更新で保険料があがるこの生命保険、どうすればいいの?

日本には保険は何社ぐらいあるのでしょうか。免許ベースでは生命保険が40社、損害保険が30社あります。それぞれの保険会社が独自に保険商品を作っていて、特徴ある商品を販売している。全部知っている方もあまりいないことでしょう。


 生命保険に関するご相談はいまだに多い。日本の大手保険会社の生命保険にお入りの方は定期保険付終身保険という保険商品に加入しており、この商品の特徴は若いときには安い保険料で様々なリスクに対応できるということです。

 その反面、定期保険という一定の期間になると同じ保障内容であれば保険料が上がる仕組みになっており40代、50代になると家計に対する負担感を感じるようなります。同じ保険料を維持しようとすれば保障が小さくなってしまうという特徴も併せ持っています。

 どこの保険会社がいいの? どの保険が1番いいの?という質問をされることも多いのですがこれだけ保険会社があり保険商品があると長所もあれば短所もあり自分の家計に合わせて組み合わせるのがいいです。では自分に合った保険とはなんでしょうか

 ある日保険料更新のお知らせを受け取ったAさんの場合を参考にしたいと思います。

 メーカ系サラリーマンであるAさんの保険との出会いは、28歳で結婚しその1年後にお子様が生まれたのをきっかけでした。会社に出入りしていたセールスレディから『お子様が生まれたら保険にはいらないと』と言われて入りました。

 その保険を契約してから10年後の39歳の時、保険料が上がることを知らされるのです。当時の担当者はとっくに退社しており現在の担当から電話が入るが顔なじみもないので急に今の保険に不安を感じるようになりました。

 当時は子供も生まれたばかりで生命保険に関してはどこかに入っていればいいのでは?この保険料なら払えるし。この程度にしか考えていませんでした。これはAさんが特別なことではなく多くの人がこんな感じです。

 しかしお子様が成長するに従いいまではもう1人子供が生まれて2人いる状況では、もしものときの生命保険のポジションはますます高くなっています。これを機に真剣に考えなければと思うようになっていました。それというのも妻から『ちゃんとしてよね』と言われているからですが・・・

 休日の日に夫婦同席で保険の説明を聞くことになりました。加入時にも聞いているはずの保障内容ですがほとんど覚えていませんでした。説明を聞くにしたがい『あの時もっと真剣に考えておけば』と少し反省しました。

 保障内容を聞くにつれていくつか疑問点が浮かんできました。次の更新の時の保険料はいくらなんだろうか。59歳以降の保障はどうなるのだろうか。この保険は高いの安いの?こんなに特約は必要なのだろうかなど。

 しかし頭の中は次第に『めんどくさい』が占めるようになってきました。妻の『ちゃんとしてよね』を思い出し再度考え始めると肝心なことを思いついたのです。ところでこの保険は死亡時に3000万円になっているがこれで足りるのか?そして10年ごとに更新になっているがいつまで保険は必要なのだろうか?そしてこの保険でいいのだろうか?

 そんなことを考えていると担当者が新たな保険を提案してきました。『こちらが今皆様がお入りになっている保険です。こちらにいたしませんか?』新たな保険というのを見ても疑問を解消するには至りませんでした。

 その日は話を聞いて終わりました。3月は年度末であり消費税アップ前の対応も相まって忙しい日々でした。その後担当者から何度か連絡がきていましたが先送りにしていました。そのうち月末に近づくと更新時期もあり急ぐように催促されるようになってきました。

 この保険、どうしたらいいのか考えれば考えるほどわからなくなってきました。そこで休日に町の保険ショップに出かけることにしました。無料なのでいいか、という気軽な気持ちで行きましたが疑問点はますます深くなっていきました

 こういう時ってだれか相談すればいいのか?と思いネットで検索してみると独立系FPという文字が。更新時期も近いのでなんとかしなきゃいけないと思い勇気がいりましたが電話してみました。そこでお客様は保険レディと全く違う話を聞くことになりました。

 保険なんて必要ない!!という話から始まる会話でした。

 次回は『どっちが正しいの?』です。

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