『余命はどのくらいですか』

『多分1ヶ月持たないでしょう。』
医師は若い女性ながらしっかりした口調で言った。
原発の臓器が見つからないガンは治療のしようがないらしい。

病院からの帰り道、母と2人,無言で電車に乗った。
重苦しい時間。でも現実は受け入れないといけない。
いまだに忘れることが出来ない西大島の駅までの道のり。

ここから1日3000円の医療保険しか入っていなかった
父の闘病生活の始まりました。140日にもなる入院生活。
あの頃は本当に『クレジット会社クビかな』と考えていた。

いまなら笑って『あのころは無知だったね』といえます。
あのころはまだ信じていました。保険屋さんの話。
病気になったら治療代大変だよ。っていわれてたっけ。

6月は父の13回忌。月日は早いものです。
あの時あんなに無知だったのに今の私はFPとして話している
それもあの12年前の経験があってこそです。

知らないってことがどれだけ損なのか

FPとしてお客様には客観的事実だけを話していこう。
私の体験はきっとお客様の役に立てることだろう。
なぜならあのときのわたしが聞きたかった話だから。


電話がよーく鳴るファイナンシャルプランナー
永野 修

HP http://fpft.jp/
フリーダイヤル 0120-929-943