政権が自民党になってから急激に動き始めたもの、ことがあります。
例えば為替であり、公共事業でありです。
これをアベノミクスの現状と考えて話をしたいと思います。

現状として為替は円安に振れて1ドル78円から94円まで
戻ってきました。それにより輸出企業である大企業、とくに
自動車、電機関連の株価が盛り上がり日経平均も11000円を超えてきた。

さて何度か書いていますが、一般庶民の生活になにか変化はあったのでしょうか
きっとないもしくは灯油などの値上がりできつくなったと感じている。
それが実感ではないでしょうか。

そうなのです。
短期的にはこの現象は富裕層に優しく、収入が厳しい層には
つらい政策でもあるのです。

それは簡単に予想できることでもあったので、お客様には
保険より運用といい続けてきたわけで、FPとして当然の判断だった
わけでもあります。

問題はこのあとです。注目は1点!!
賃上げは起こるのか、、、です。多分ムリでしょう。
大企業は円高へのゆり戻しを警戒してさらに内部留保に向けると思っています。

しかしボーナスや残業代という一時的な『賃金』は上げるので
そのお金を有効に使うのがサラリーマンにとっていいのでしょうか。
もう今から投資・運用にまわしてはいけないと思っています。

ではどうするのか
それは次回にしたいと思います。

簡単に予想できることは確実にしておきましょう。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/