おはようございます
昨日の夜に宮崎から帰ってきたのですが高速は雪。
山間部は結構降っており緊張しての運転で首が凝っています。

事故も多くなっており車の運転は気をつけたいものです。
今日もお客様と運用の打ち合わせ、保険見直し相談が入っています。
お客様特有の価値観に注意深く耳を澄ましてみたいです。

前回の中学校の教師の奥様の死亡保障の見直しはいかがでしたか
家計簿をつけている奥様は『月にいくらで生活しているか』知っています。

『年間』はまだしも一生涯いくらで生活できるかなんて生命保険業界しか
きっと考えていないでしょうか。私たちの生活で大事な単位は『月』にいくらです。
それが生活というものでしょう。

もしもで必要なお金ー入っているお金=保険で用意するお金

もしもで必要なお金
  ・ 奥様とお子様の生活費
  ・ 教育費
  ・ 奥様の老後費用の貯蓄資金

入ってくるお金
  ・ 遺族年金(国民年金・共済年金・厚生年金)
  ・ 奥様が働いたお金
  ・ 勤務先からの死亡退職金

保険で用意するお金
  ・ 生命保険
  ・ 貯蓄
  ・ 資産

この話をしたときに真っ先にこう言われることがあります。
『その額では足りないわよ』
これが大事な点です。そう計算では成り立たないものがあります。

それが価値観であり、人生観でもあります。
お金の使い方は習慣の最たるものです。
お金に求めているものは本当に人それぞれです。

お金の行き先は大きく3つあります。投資、消費、浪費なのですが、
そのなかで浪費はもっと詳しく言えば『快適さ』でもあります。
この快適さを求める習慣と欲求が大きければ大きい人ほどお金に対する欲求も大きいです。

その欲望というものは際限がなく、非常に厳しい暮らしをしているのに
外車に乗っていたり、外食が多かったり、新製品の電気製品が好きだったりして
収入に見合ったというより、自分の価値観に見合った暮らしをしています。

保険の見直しの話の前にこのお金の価値観を確認することが
何よりも大事なことであり、うまくいっている家計とそうでない家計の
成否を分けている場合もけっして少なくありません。

ブラックホールに吸い込まれるがごとく消えていくお金の存在に
なんとなく気になる方は1度この『快適さに使っているお金』
が本当に必要か考えてみたらいかがでしょうか。

それこそが保険料にも反映していきますので
よりやすい保険料となっていくことでしょう。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/