わたしの寝床の前に1枚の紙が貼ってあります。
近江商人の商売10教訓です。

<商売の十教訓>
 
●商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
●店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。
●売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる。
●資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし。
●無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ。
●良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
●紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
 つけてあげられるもののない時は、笑顔を景品にせよ。
●正札を守れ。値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
●常に考えよ、今日の損益を。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。
●商売には好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ。

わたしもFPという前に1人の経営者です。
その上で大事にしていることがあります。
それは・・・

売る前より売った後に多くコミュニケーションをとることです。
わたしの仕事は販売ではなく、お客様の問題解決です。
お客様は希望、願望もたくさんありますが、同じくらい問題もあります。

その問題を解決できないか、といつも考えています。
住宅リフォーム、パソコン修理、エアコンクリーニングなどなど
知っていて得な知識はいっぱいあります。

そう考えるとこれからの仕事は商品販売よりも
問題解決となっていきそうです。
FPである前に役に立つ人間でありたい。

それがわたしのFP品質です。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修