セールスなんて信じられない


自分の生命保険がどんなものだかわからない



教えてほしいけど保険関係の方に聞くと売り込まれそう。


どうしたらいいかわからなかった。


わたしが受ける相談で1番多いのがこのパターンです。


自分で保険の見直しを考えることができれば『こういう保険をください』と


いうようにいかないものか。そこでそんなお悩みの解決方法の1つをご提案


月にいくらあれば生活できるのか


生命保険は様々な目的があって契約されます。


サラリーマンにとっては、わたしもそうであったが1番多いのは遺族の生活保障でしょう。


その生活ですが、いわゆる家計でなにを考えているかといえば月にいくらの給料をもらい


月にいくら使って今月はこれだけ貯蓄ができるはず。そうです。月単位で考えています。


であれば生命保険も月単位で考えればシンプルではないでしょうか。


支出はなにを考える


まず考えるのは月々の基本生活費でしょう。いくらかは家庭によって違います。


そしてなんと言っても塾や習い事を含んだ教育費ですね。


これは公立か私立かによって実際かかるお金は違います。多めに私立を考えましょう。


かりに公立に進学してくれた場合はその差額がゆとりとなります。旅行でもいきましょう。


当然貯蓄もしないといけないですね。貯蓄は月にいくらしていますか。老後の備えは大事です。


支払いがなくなるものもあります。


1番は住宅ローンです。これは団体信用保険が適用になれば支払いはストップしそのまま


自分の家としてすむことができます。父親の死のときも真っ先に銀行に行きました。


あとは旦那様の趣味やおこづかいもいらなくなります。


人によっては結構使っている方もいます。


もしものときの収入は


まず思い浮かぶのは遺族年金でしょう。国民年金と厚生年金にそれぞれ遺族年金があります。


いくらぐらいもらえるかはその方の給料によって違うのですが、おおよそ月に換算して15万円程度


と考えてもいいでしょう。詳細は年金定期便を使ってお調べください。


次に浮かぶのは奥様の就業です。無理せず月に5万円程度にしておきましょう。


そして・・・そうです。生命保険です。しかし大抵の方はまとめて3000万円とかに


なっています。単位が月ではなく一生になっています。これが生命保険を


わからなくしている原因です。これを月で考えてることから始めましょう。


必要な補償額はいくらでしょうか


まずは支出面から。生活費+教育費+老後の貯蓄ですね。大事なことは多めにとることです。


将来のことは不確実です。ギリギリに考えるのではなく余裕をとりましょう。


例えば生活費20万円、教育費15万円、貯蓄5万円としましょう。住宅ローンはなしです。


合計で40万円でもしものときに奥様とお子様で生活ができるとします。


次に収入面ですが貯蓄もあるとは思いますが葬式代として考えて除いておきます。


遺族年金が月15万円+奥様の就業5万円=20万円


では計算してみましょう


支出40万円ー収入20万円=生命保険必要保障額20万円


さてこの月20万円を生命保険で得るために保険料はいくらでしょうか。


年金をもらうようになるまでの65歳までの保障とすれば


30歳の方で7200円、35歳で7800円程度、40歳で8900円程度になります。


もしタバコを吸わない健康な身体の方でしたらもっとお安くなります。


30歳で6620円、35歳で7100円程度、40歳で8000円です。


この考え方なら医療保険とがん保険を加えても月に1万2,3千円が保険料になります。


ここに貯蓄の代わりとして終身保険をいれても2万円程度でしょう。


あくまでも1つの考え方をご紹介しました。詳細に関してはご相談ください。