http://www.47news.jp/から引用


かんぽ生命で顧客情報流出 1万3574件 ウィニー通じ

 日本郵政グループのかんぽ生命保険は8日、旧日本郵政公社時代に業務委託していたシステム開発会社の社員のパソコンから、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて顧客情報1万3574件が流出したと発表した。障害者団体向けの郵便料金割引の悪用事件で郵便事業会社の社員が逮捕されるなど、日本郵政グループでは不祥事が続いている。管理体制の一層の強化が求められそうだ。

 かんぽ生命によると、流出したのは片仮名で表記された顧客の氏名や生年月日など。住所情報を数字で記したデータも漏えいしたが、そのままでは悪用できないと説明している。今のところ、情報の不正使用の報告はないという。

 システム開発を委託していた日本情報通信開発(東京)の社員が、2007年3月に会社のパソコンから顧客情報を私用のパソコンにメールで送信し保存。その後、私用のパソコンがウイルスに感染し、ウィニーを通じて情報が流出した。

 日本郵政が委託した調査会社が顧客情報のネット流出を見つけ、かんぽ生命に通報したため発覚。かんぽ生命は情報が流出した顧客におわび状を送付する。同社は「顧客情報の社外持ちだしの禁止や、個人所有のパソコンの管理を再徹底したい」と話している。

毎度のことですが・・・ 問題が発覚してからと言うことは別として、何ゆえこんな問題が起こるのでしょうかね。

winnyほかのファイル交換ソフトの仕組みP2P自体は悪い技術ではないんでしょうけど。
これを悪用するやからが多いからこうなってしまうんでしょう。

この件に関しては、二つの感想を持っています。

一つは、あほな事をしてくれたなぁということ。

もう一つは、必要以上に「個人情報」と言う言葉が一人歩きしないかと言う懸念である。
個人情報保護法が施行されたとき、異様に反応しすぎていたという記憶があります。

個人の情報で流出して困るのは、個人の資産であったり借金の情報であろうが、これ以外の情報も全て大事といって、回答を挙死した人がどれだけいたことか。

住民基本台帳ネットワークへの参加を拒否した自治体もあったが何を考えているのやら・・・
それ程地域がらみで守る個人情報ってどれほどあるのでしょうかね?

おっと、話しが脱線してしまったが個人情報に過敏になっている人ほど、意外なところで個人情報をばら撒いていることに気づいて欲しい。

懸賞サイトなどへの登録がそうだ。
十分、業者のターゲットにされていますよ。
懸賞サイトに登録する度に個人情報を自らさらけ出しているのですから。

そんなことを含めて、個人情報のあり方網一度考えてみたいですね。

個人情報でもれては困るのは、資産(負債も含む)状況がメインで、それ以外の重みは傾斜的に軽くなると思うのですが違いますか?