年を取るにつれてずぼらな性格が少し直り、身の回りを片付けるようになった。
若い頃の私のオフィスの机の上は書類の山だった。
引き出しは入れっぱなしの書類で満杯で、必要な書類は全て机の上に重ねてあった。
書類の山は乱雑に重ねていたが、自分なりには何がどの辺にあるのかは頭に入っていた。


その為、いつでも書類の山から必要な書類を瞬時に見つけられので、女子社員からは変なところで感心されていた。
必要な書類は机の上、不要な書類は引き出しの中とキチンと(?)分別されていた為、書類探しに時間は要しなかった。


しかし、年を取るにつれ、次第に書類を片付けるようになる。
いい年をして机の上が散らかっていると、人格を疑われるようで心配になる。
机の上が綺麗になると確かに気持ちが良いが、今度は書類探しに時間がかかるようになる。


以前は探し物をする時は、どこにしまったのかを思い出して探していたが、今はその記憶が全く出てこない。
しまった場所の記憶がない物を探すのは大変だ。
探すのにいくら時間が掛るか見当もつかない。
探すのを諦めてしまうこともよくある。
探すのを止めた途端に見つかることを期待して・・・。


探し物が見つからない人は、片付けない方が両方の時間の無駄がなくていいかもしれない。
人目を気にするのを我慢するだけでいい。


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