中古といえば、車のエコカーによる乗り換え等で旧型車を活用したレンタカーや特許切れの薬を活用したジェネリック薬品などが有名ですが、家も中古の時代がやって来るようです。

 「8日、国土交通省は中古住宅の購入希望者に物件価格、間取り、面積情報の他にも耐震性や修繕の履歴の情報も提供できるシステム開発を決めた(産経新聞)」という記事がありました。
 まだ話が出たばかりの段階でこれから煮詰まって具体化するものと考えられます。

 日本では家の購入といえば圧倒的に新築物件で、その割合は8割を超えていますが、少子化で空き家は将来的にも増加が見込まれるため住宅市場を活性化をさせる狙いがあるようです。
 中古といえば一度人が使ったもので、前の所有者の使用時に何か故障したり、欠陥がある状態で売られていると考えられやすくお金に余裕がある時は避けられる傾向がありますが、住宅に関して言えば、好立地なのに同条件の新築と比べると安いので、マネープランの負担軽減が可能など意外なメリットがあったりするので、「将来の収入が安定して増えるか不安がある」、「ギリギリの予算でどうしても家を」とお考えの方にはご検討の対象に入れる価値がありそうです。